身内卓の世界観の設定、あらすじ説明。

  • 流派:斜歯忍軍
  • 流儀:死なない
  • 階級:中忍
  • 年齢:107
  • 性別:女
  • 表の顔:祈祷師
  • 信念:和
  • 仇敵:特になし

【背景】:「なんか、ごめんなさいね」

 基本的に腰が低い。普段は斜歯の祈祷師として斜歯が奪った命を弔ったりなんかしたりしてる。
 斜歯の実験室で生まれた鬼の仔。比良坂機関が保有している、人間の記録上最古の鬼である予母都志許売(よもつしこめ)の遺伝子を組み込まれた実験体。永祚の改元の折、天災厄災が続いた日本に安寧をもたらすために神と契約すべく、黄泉比良坂を開いた(塞ノ争)比良坂機関が奪取した鬼(神)の一部が右腕に組み込まれている。
 命は大事にという心情はあるが、何より大切にしているのは自分の命。そのため、危険に晒されそうになると異形化の防衛機構が働き、鬼の力を一時的に得ることが出来る。
 百年ほど前に斜歯の天才科学者Dr.斜歯によって創られた、現在の指矩班の前身の組織で生み出された実験体。当時から拉致した人間と妖魔の交雑は行われていたが、それの第7世代。最古にして(ほぼ)原初の鬼の遺伝子に合う娘として拉致され、無理やりな接合が行われた。現在に至るまで暴走は89回しか起こっていないため、経過は良好であると判断されている。暴走した際は人間を殺させたり喰わせたりすると安定する。本人は暴走時の記憶は無い。
 身体から葡萄の甘酸っぱい匂いと、筍の青臭く甘い匂いと、桃(意富加牟豆美命、おほかむづみ)の甘い香りがする。

<予母都志許売(よもつしこめ)について>
 一足で千里を走るとされる黄泉国の鬼。幽世と現世の性質が入り交じり、純粋な鬼ではなくなっている。
 神話の代、伊邪那岐は先立ってしまった伊邪那美を追って黄泉国へと赴いた。そこで会った伊邪那美に「黄泉国の神様に聞いてくるから、それまでは扉を開けて私を見ないでくれ」と言われるも、あまりの遅さに扉を開けてしまい、そこにあった腐り果てた伊邪那美の姿を見てしまう。伊耶那岐に醜い姿を見られた伊耶那美は、逃げ出す伊耶那岐を予母都志許売に追わせた。伊邪那岐はなんとか黄泉醜女から黄泉比良坂まで逃げ切り、そこにあった大岩で現世と幽世を隔てることになる。伊邪那美から伊邪那岐を捕らえるよう命を受けていた予母都志許売は黄泉比良坂が塞がれた後も、じっと開くのを待ち続けた。
 そして幾年の歳月の経った後、比良坂機関によってその塞は除かれる。塞の前で待ち続けた予母都志許売は視界に映ったのが伊邪那岐ではないにしろ、伊邪那岐が産んだ國の子であることが分かったため襲い掛かる。当時最高峰の霊力を持ち合わせた陰陽師たちで構成された軍は、この黄泉国の鬼一柱に蹂躙されてしまい、すぐさま大岩を塞ぐ作戦に切り替える。最終的にイザナギノミコトを神降ろしした安倍晴明によって大岩が塞がれ、その際に伸ばした予母都志許売の腕が切り落とされ、現世に残った。この時に予母都志許売に攻撃が通ったのは、神話の代で伊邪那岐が放った現世の物を食べたせいでヒトとしての要素が鬼の中に生まれたことと、神を降ろした安倍晴明の力によるものだったとされる。
 黄泉醜女とも表記するが、ここでの醜女は「見にくい女」という意味ではなく「霊力が強く、頑強な女」という意味。

人間関係


参加シナリオ一覧

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