身内卓の世界観の設定、あらすじ説明。

「誤字脱字衍字は作家の敵。はい、復唱してください」


矢口 日向・オブ・ザ・デッド
  • 流派:ハグレモノ(夜顔→デッドマン)
  • 流儀:誰にも縛られず自分の意志で戦う→作品を作る→依頼の目標を殺す→言葉を紡ぐ
  • 階級:中忍
  • 年齢:23(初登場)→25(最後に笑う人影は)→25(生きていたら27)
  • 性別:男
  • 表の顔:作家だった
  • 信念:凶
  • 仇敵:デッドマン、常夜、鞍馬神流

【背景】

 絆(→崇零 凜雄:憧憬)、他流派の血(夜顔)、切り札、得意領域(憑影)、戦闘狂、死者の声
 現在功績点:29
 一人称:俺
 二人称:貴方、○○さん、あんた(崇零 凜雄に対してのみ)
 三人称:あの人など

 矢口日向は鞍馬の抜け忍である父親と斜歯の抜け忍である母親の間に生まれる。
 斜歯で研究をすることが嫌になった母親を父親が連れ出したらしいが、詳しいことはよく知られていない。矢口姓は母親のもの。
 しかし、鞍馬は斜歯の手助けをすることを認めず、父親まで抜け忍に。斜歯は斜歯で研究内容を知っている抜け忍を見逃すことなどなかった。
 そうした理由から日向は忍に襲われても大丈夫なように育てられる。
 そして日向が7歳の時、恐れていた日は訪れる。両親が鞍馬の忍によって目の前で惨殺されたのだ。日向は騒ぎを大きくさせないようにと駆け付けた比良坂機関によってたまたま命を救われたが。
 事件の全容を知っている比良坂機関は日向を放置するわけにもいかなかった。けれど、仕方なしに殺そうとする比良坂機関の忍にその場にいた1人の中忍が懇願してくれたおかげで、比良坂機関の管理する保護施設に向かうこととなった。
 しかし、目の前で両親を惨殺された日向が忍を信用することはできなかった、後処理をするからとその場から離れるために乗ったその車の中で隠し持っていたクナイでその中忍を殺し逃亡する。日向とその中忍しかいなかったためか、事件の発覚は遅かった。その時間で日向は両親が生前から話していた子供を保護している教会へと逃げ込んだ。
 一般人が多くいる場所だから比良坂機関も鞍馬も斜歯も迂闊には手を出せず、そうして日向は育った。
 大きくなればなるほど殺してしまった中忍のことを思い出しその度に「仕方なかった」と自分を宥める毎日が続いていた。
 そんな毎日が続いたせいか、いつの間にか普段であれば決して歩かないような人気のない裏道を通っていた。そこで斜歯の忍に襲われ、結果、また人を殺してしまった。
 また自分を憎む、殺してしまった自分を。
 しかし、ある時日向の日記を勝手に読み、作り話だと思った施設の少年に「面白い」「ちゃんと書いて売ればいいのに」と言われる。
 既に憔悴しきっていた日向は、人を殺す正当性として「作品を作るため」だという理由を作ってしまう。「どうせ誰も本当のことだとは思わない」と。
 それから彼は教会を出てハグレモノになる。最初のうちは襲ってきた忍者を殺すだけだったが、その力を買われやがて夜顔として活動を始めるようになっていった。

戦闘能力

 言霊術を用いて水や炎を剣の形にしたり、自身の攻撃が相手の急所に当たるようにしたり。と言っても、戦闘能力で言えば下忍か良くて下忍頭レベル。それもそのはず、彼は暗殺者なのだから。逃げたと見せかけて後ろから奇襲する、正面から攻撃すると見せかけて逃げる、挙句の果てには言霊術を用いて自分に有利な空間を作り出すなど、徹底して相手と正面戦闘しないことを心掛けた戦い方をする。
 「ずるいと言わないでくださいね? 俺からすれば、貴方のその強さも十分にずるいですから。」

性格

 基本的に厭世的で皮肉屋。中二病がちょっと入ってる。そして自分のことは「死んだほうが良い人間だ」と評価している。
 純粋であったり、優しい人間のことを素直にすごいと評価する。そういう人が傷つかない世の中になれば、とも思うが、自分は傷つけてきた側の人間だとも思っている。
 作品が評価されるのはうれしい。ちょっと照れたりする。

人間関係

崇零 凜雄…『人間社会の一般常識を教える』という忍務で一緒に過ごしていたりする人(?)。たまにその強さが羨ましくなる。

六花雪月

 矢口 日向の奥義。いろいろなパターンがある。様々な忍法を自分用にアレンジした結果できたもの。

六花雪月
クリティカル
指定特技:隠形術 秘中の秘:言霊術
言霊に自身の気配、殺気を乗せ、相手の死角から右手に仕込んだクナイで急所を攻撃する技。元にした忍法は憑影。

六花雪月・餞(リッカセツゲツ・ハナ)
完全成功
指定特技:火術 秘中の秘:言霊術
足元に突然赤い彼岸花が咲き始める。咲き始め、咲き乱れ、枯れ燃え落ちる。そこはもう、矢口 日向の作り出した彼にとって都合の良い空間。全ての忍法は成功し、相手の攻撃は回避することができる。元にした忍法は誘導。

六花雪月・逝(リッカセツゲツ・ユキ)
範囲攻撃
指定特技:罠術 秘中の秘:言霊術
辺りに言葉を乗せたメモ帳のページを四方八方に乱れ撃つ。それに触れた相手は、まるでその場に雪が降り始めたような幻覚を見始め、雪が触れたところから氷ってゆき砕け落ちる。それが信じ込まされた幻覚なのか、それとも実際に砕け落ちているのかを知る術はない。元にした忍法は時雨。

六花雪月・盃(リッカセツゲツ・ツキ)
判定妨害
指定特技:言霊術 秘中の秘:言霊術
即興で言葉を紡ぐ。相手を自分の作り出した世界へと引き摺り下ろす。矢口 日向の作り出した世界で相手は月に見惚れることになる。元にした忍法は紐斬。















六花雪月
 六花雪月とは矢口 日向が使う奥義の総称、ではない。六花雪月とは、『六花雪月』、『六花雪月・餞』、『六花雪月・逝』、『六花雪月・盃』、そして『紫煙の名残』、『終幕』を合わせた六つの動作からなる彼の『とっておき』の奥義のことだ。
 しかし、『とっておき』を破られた場合彼は何もできなくなってしまうため、基本的に六つの動作のどれか一つにあらかじめ言霊術で強化をかけ、一つの奥義として使えるようにして任務を行う。
 他の誰にも見られる心配がない、かつ、どうしても殺さなければいけない相手にしか使用しない。本当の六花雪月を知っているのは、彼とその相方、崇零 凜雄、そして殺せなかった隆化 銀獅の三人である。

参加シナリオ一覧

1.独り…『なんてことのない地方都市。その近郊に灯のように揺蕩う光の鳥が舞い降りた。便宜上「灯鳥」と名付けられたその存在は、何をするということも無く独り揺蕩う。目的は不明。近づけば攻撃をしてくるが、ただそれだけ。討伐対象に認定したは良いが、強さの割りに危険度は低い。しかし、そんな「灯鳥」を倒そうと一人の忍が志願した。』 崇零 凜雄とのタイマン。『彼に一般常識を教える』という忍務の中で、その純真さが怖くなった日向がプライズを以って自分が正しいことを証明しようと彼に襲い掛かったのだった。
2.最後に笑う人影は…『俺を、殺してくれよ。もう、ツカれたんだ』 NPCとしての登場。死神の剣を持った日向が凜雄に殺されようと、自分を止めてもらおうとする。このセッションにて死亡。
3.いかり…『言っておきますが、舐めたら痛い目にあいますよ?』 隆化 銀獅とのタイマン、というかお遊び(遊ばれる方)。
4.僕から君へ…『――そういえば君に、言い忘れていたことがあったんだ。』 死んだはずだった。目が覚めると、目の前にあんたがいた。
5.俺のプリン食ったの誰だよ!?…『「俺のプリン食ったの誰だよ!?」』 if世界戦でのお話。オレハタベテナイデスヨ。
6.引導は縁を違いて…『「日向を探していただけないでしょうか」』『崇零 凜雄を討伐せよ』 墓から矢口 日向の死体が消えていた、らしい。人の命を徒に奪ってきた代償が死ねないことなんだとしたら、神とやらも良いセンスをしてますね。
7.氷壊の刹那…『ある日の真夏時。誰が言ったのか、「街に雪が降ってきた」』 刀が奪われたらしいが、この任務はどう考えても割に合わなかった。
8.現世に降りる者は焔の如く駆け抜けて…『「崇零さんを見ませんでしたか?」』 崇零 凜雄が帰ってこない。いったい、何をしているのだろうか。
9.4攻の極意…『横浜の中心地に突然できた「戦斗羅流タワー(違法建築物)」。最上階で行われる試練を乗り越えれば強くなるとかならないとか……?』 正直邪魔だし調査してこいとかいう忍務が来るのも当たり前だと思う。

その名の如何…登場予定

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